パワーウィンドウが開かない・閉まらないときの原因や対処方法

パワーウィンドウが開かない・閉まらないときの原因や対処方法

車にとってパワーウインドウが動かなくなってしまうととても困るものです。特に、開いたまま閉められなくなってしまうと駐車中に車が盗難に遭ってしまうかもしれません。今回は、パワーウインドウが故障したの症状や、対処方法、交換方法、費用などについてご紹介します。

パワーウインドウが故障した際の症状としては、パワーウィンドウスイッチを押しても、窓を開けることも閉めることもできなくなってしまいます。


このような状態になってしまう原因のパーツとしては3つあり、パワーウィンドウスイッチ・レギュレーター・モーターのいずれかに不具合が発生している可能性があります。
対処方法としては、これらの3つのパーツのどのパーツに不具合があるかを確認して交換する必要があります。


スイッチが原因の場合は、取り扱い方法に不備があるかもしれません。
ロックがかかっていないかどうか確認しましょう。ロックがかかっているとボタンを押しても反応しない仕組みになっています。
ロックを解除しても動かない場合はスイッチが破損している可能性があります。

また、モーターに異常がある場合には、モーターが徐々に劣化してついに動かなくなった状態ですので、パワーウィンドウの動作が鈍くなったなどの何らかの前兆があります。
前兆があった場合にはモーターを疑うのが一般的です。

レギュレーターに問題がある場合にも兆候があり、窓を開け閉めする際にガクガクと振動がするようになるとレギュレーターに不具合が発生し始めています。

費用についてご紹介すると、パワーウィンドウスイッチに問題がある場合は、スイッチユニット全体を交換するのが一般的な修理方法です。車種により異なってきますが、おおよそ、15,000円から30,000円前後となっています。モーターが故障した場合は、通常モーターを修理するのは困難ですので交換となります。モーターを交換した時の価格も車種によって異なってきますが、部品代と工賃の合計にて25,000円から30,000円程度となります。レギュレーターが破損した場合も多くの場合は、レギュレーターの交換となります。レギュレーターにはワイヤー式とアーム式の2種類がありますが、どちらのタイプでも交換すると工賃も含めて15,000円位で交換が可能です。

スイッチによるパワーウィンドウの不具合は突然発生しますが、モーターやレギュレーターの場合は必ず前兆があります。

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